くら寿司のティラミスシをぎりぎり食べてきたので記録を残す
先週から旅行やらインフルエンザやらでくら寿司に行く機会が全くなかったので、なんとかギリギリ滑り込みセーフで15日にくら寿司のバレンタイン寿司であるティラミスシを食べる事ができた。もうバレンタインも過ぎて世間はチョコレートのチョの字も忘れている頃だろうが、ここにティラミスシという意味のわからない寿司の記録を残しておこう。
とりあえず久しぶりのふぐ3種盛り
もはや通常のフェアメニューに関してはマヒしているのかいつもあるように感じる。ふぐフェアといえばこの「3種盛り」と「てっさ」がおすすめである。特に「てっさ」に関してはフェアが終わっても1週間ぐらいはメニューに残っているというほどの人気ぶりである。手軽にふぐの刺身を味わえるという点ではアリである。
3種盛りに関しては以前のフェアで食べた時はとても水っぽかったのだが、今回は身が締まっていて美味しかった。時期によって味は変わるというのがよくわかる例である。2018年のこの時期はもう二度と来ないので全ての寿司を味わって食べようという教えである。なんでか知らないけどサーモントラウトもこの時期美味しいね(旬でもなんでもない)
あじの叩き軍艦
この時期のアジは微妙な所である、微妙であるが故に食べたくなるのである。特に腹が減ってなかったのでティラミスシへの繋ぎはこの2皿で終了である。
ティラミスシはすごい味
最初にメニュー写真を見た時に思ったのは「あー寿司と言ってもシャリじゃなくて米パフを使った普通のデザートかな?」である。この表面のごつごつした部分がまさか本当にそのままシャリであるとは思っていなかった。このティラミスシという狂気の料理はシャリ、海苔、チョコレートプリン、マスカルポーネホイップといった本来組み合わさる事の無い材料で作られている。くっついているのはティラミスのスとスシのスである。
カリフォルニアロールのように海苔が内側にある巻物だ。具としてはチョコプリンが入っている。このチョコプリン海苔巻きを切るのは熟練の技が求められそうだ。全体をカカオパウダーでコーティングした後にマスカルポーネホイップで仕上げという寿司である。シャリという単語でごまかされそうだが、酢と米である。
味は完全にチョコプリンの味なのだが、食感としては海苔が大変主張してくるのである。水分を得た海苔というのはシャリの食感よりも主張が激しい。味は常にチョコプリンであるため、何か異物感のあるチョコプリンといった所だ。ところどころでシャリの中に含まれる酢っぱさが顔を見せるのだが、これは普通のケーキでも柑橘類やイチゴでも感じられる酸っぱさだと思い込めばどうにでもなる。シャリのもう一つの要素である米だが、何か別の水分を多く含んだナッツ系だと言い聞かせれば新しいティラミスの完成である。くら寿司が考えたんだ、ゼッタイ美味いんだ(ぐるぐる目)
さて、味は置いて100円皿で3つも食べられると考えればコストパフォーマンスの点から見ると非常に優れているだろう。100円でバレンタイン気分を味わうことができるというのは大きかった。今年のチョコレートはこれだけである。ありがとうくら寿司!
小林RH
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