スシローとかっぱ寿司の本気チョコ2つを比べてみた

 ブロガーは総じて比較が好きだ、なんでも比較したがる。1週間前と現在の体重、食物繊維の量、牛丼屋の味。そんな私もブロガーなので何かを比べたくなる衝動に駆られるわけだ。今日はバレンタインという事で、回転寿司チェーンが出しているチョコレートを比べてみたいと思う。

 今回比べるのはスシローのガトーショコラとかっぱ寿司のガトーショコラだ。どちらもポッと出のチョコメニューというわけでもなく、完全にバレンタインを狙い撃ちしている商品だ。回転寿司のサイドメニューの中でもおそらく食事の最後に食べるであろうデザートメニュー、ここでの味が店の印象になるのは間違いない。

くら寿司、ティラミス200円

 まずは基本となるくら寿司のティラミスの味を見てみよう。何故か公式メニューには載ってないけど店では注文できる謎のティラミスだ。ガトーショコラと比べるのはちょっと違う方向かもしれないが、チョコ感は少なくて食べやすい。くら寿司の場合、バレンタイン気分を味わうには最高のチョコいなりがあるので相対的な評価は高くない。

スシロー、カカオ香る至福のガトーショコラ280円

 スシローのスイーツ及びカフェメニューはここ1年でかなりのパワーアップを見せている。見た目も映える、味も楽しめると寿司目当てではないカフェ利用も可能というわけだ。最近じゃ980円のデザートメニューまであるわけで方向性としては回転寿司デザート界ではトップだと思っている。

 そんなスシローのガトーショコラ。まず謎のプレートが付いている。なんでもこのガトーショコラはコロンビア大使館でプレスイベントを行ったらしくかなりの力の入れようだ。「最も力を注いだのは薫りと口どけ」と説明しているように生半可な気持ちで作られたメニューでは無い事は確かである。

 しかし、この情報はこのブログを書いている時に仕入れたものであり。実際の店舗で食べた時には事前情報が無いまっさらな気持ちで食べていた。その時の正直な気持ちを書き残しておこう。ボロボロと崩れるので食べづらかった上に、ガリジンジャーと共に食べたせいでほとんど生姜の味が勝ってしまっていた。このボロボロ感は口どけや薫りに繋がるとわかっていれば評価が変わったかもしれないが、素人には判断が難しかった。さすがに監修した小方真弓氏もガリジンジャーは想定していなかっただろう……

かっぱ寿司、ガトーショコラ300円

 かっぱ寿司はあまりスイーツやデザートといった評判は聞かないが、知る人ぞ知るかっぱプリンや、少し前からRich Sweetsとして抹茶を使った商品を出していたりと実は力を入れているのだ。そんなかっぱ寿司のガトーショコラはRich Sweetsシリーズの第2弾ということでバレンタインに合わせた商品となっている。

 その手のプロであるパティスリー デリーモの江口和明氏に監修を任せており、回転寿司のみでは味わえない本格的な味になっている。というのが触れ込みだ。とりあえずスシローとは同じ条件でエビ味噌軍艦を食いながらレモンサワーを飲んでからの実食。

 まず固い。マイナスな意味ではなくプラスな意味での固さ。しっかりと詰まっているようなそんな感じである。スシローのガトーショコラと違い、寿司をお腹いっぱい食べた後に食べるスイーツである事を意識している感じがなく、もうそのまんまガトーショコラだけを食う客を意識しているように感じる。寿司を食べた後に食べるだろうから少し食べやすいように……などとは微塵も考えられていない直球の味だ。

 ガトーショコラとはチョコレートケーキの事なのだが、同じかっぱ寿司に回っている「しっとり贅沢チョコケーキ200円」と比べると圧倒的にこっちを選ぶのが良い。

美味かったのは

 どちらのガトーショコラも甲乙つけ難く~~ などと濁したりして勝敗を付けたがらないブロガーが多い昨今、私はかっぱ寿司のガトーショコラに1本を付けたい。スシローファンやカカオハンターファン、コロンビア大使館、トゥマコのカカオ生産者団体CorTepaz(コルテパス)のリーダーのグスターボ氏には申し訳ないが、ここはかっぱ寿司の勝ちという事で締めたい。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」