スシローは毎回普通に旨そうなメニューを出してくる。今回、2月のメニューで増えたのが大人のガリジンジャーだ。もう名前の時点で惹かれる人は多いと思う。ガリとはもちろん生姜の事であり、ジンジャーとはもちろん生姜の事である。ではこの二つは生姜生姜なのかというとそうではない、ガリは生姜の甘酢付けなのだ。

 まぁここまで書いても全く想像が付かないのでガリジンジャーの真相を知るには注文するしかない。もちろん新メニューはガリジンジャーだけで無いのでその他のメニューも食べてみようと思う。もちろん主役はガリジンジャー、なんか戦隊モノみたいな語感ですね。

トンポーローが美味い

 トンポーローである。今までのガリジンジャーの話は置いておいてこのトンポーローの話をしたいと思う。過去にスシローの鉄板寿司ネタとして厚切り炙りチャーシューなるものがあった。私はこれを食いまくっていた。薄いチェーシューをねぎまみれにしたメニューなどもあったが、この厚切り炙りチャーシューには全く及ばなかった。いつのまにかメニューから姿を消して、私の記憶からも消えていたチャーシュー。

 それが復活したといっても過言ではない、それがトンポーローである。煮アナゴのようにシャリを一周巻いている物体こそがトンポーロー。実際にはチャーシューではなく煮豚と呼ぶのが正解ではあるが、味は似ている。味は見た目通りの素直なジャンキーさである。

カナガシラの天ぷら

 レアなガシラの仲間であるカナガシラの天ぷら握りである。珍しくメニューに「独特の臭いがする場合がございます」という注意書きがされるぐらいである。ガシラって釣りではよく釣るの食べるのだが、なかなか高級魚の味わいであり飲食店で見かけることは少ない。

 どうやら節分の時期にカナガシラを食べる文化が長崎県であるらしく、この時期に登場したのではないだろうか。味はガシラ(カサゴ)と似ているので白身で美味い。

北極イワナ

 サーモンではないイワナである。といってもイワナという魚はいないらしくおそらくアメマスと思われる。釣りチャンネルで北海道の釣り番組を見ていたので多分アメマスである。日本で食べようとしても人気が無くて安いらしく逆になかなかお目にかかれない部類である。アイスランドの海から輸入しているらしく、北欧の味がする。サーモンやらトラウトと味の違いがわからなかった。

「大人の」について思うこと

 ガリジンジャーは簡単に説明するとジンジャーエールにガリをぶち込んだ飲み物である。ジンジャーエールといってもかなり本格的なすり下ろした生姜で作られており、市販のジンジャーエールよりも風味が格段に良い

 問題は「大人の」の部分である。大人のという単語を聞いてどういったものを思うだろうか。大人のおもちゃ、大人のふりかけ、大人の階段、大人の味、オトナのパラダイス(なんて酸っぱいんだ)。と様々な単語が思い出される。子供厳禁といった風な意味が汲み取れるが、私はこう考える。子供が考える大人のイメージ、これこそが「大人の」の意味合いである。

 私たちは「大人の」とつく食べ物や飲み物、場所や作品、様々な事を経験して大人であると自己を認識している。大人の味というものは辛い、苦い、酸っぱいといった類の物が多く、味蕾の減少によって不味く感じなくなるラインを探すのに最適である。皆さんも是非、この大人のガリジンジャーを飲んでみて自分が大人なのか子供なのかを見極めてほしい。

 子供と大人の境目はどこか、そんな疑問を投げかけるスシローであった。


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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」