なか卯:ローストビーフ重はわさびソースが主役

dsc_0495.jpg
 世の中、気づけば回転すし屋がローストビーフ、つけ麺屋がローストビーフ、JK略すはパリピやロスビといった水面下ギリギリのローストビーフブームだ。
 数ある牛丼チェーン店が、プレミアム牛とじ丼(M屋)やアボカド牛丼(S家)といった牛丼の亜種を新メニューとして販売する中で、なか卯はローストビーフ流行に乗ったのだ。

 価格は並で790円と、かなり強気な価格設定なので実際に注文するか悩んでいる人も多いかもしれない。
 台風が直撃しそうな中、意気揚々と朝から店舗に向かったのだ。午前9時前に到着、腹の準備は万端である。新メニュー更新は7日の11時からだった。

 

炙り蒸し焼き牛丼

 ローストビーフ重なんてオシャレな名前を付けやがって、などと考えながら「なか卯」特有の券売機を買った際にバックに聞こえる音声を調べたかったため耳をすませる。
 「ロスビじゅう」「ロスビ」などを期待していたのに音声が小さすぎて券売機から聞き取ることができなかった。とても気になるので券売機とバックが近い店舗でまた耳をすませたいと思う。
 私が好きな音声はからあげ10個の時に流れる「カラアゲパック」である。これを3連打した時は厨房が慌しくなっていた。

 ちなみに近所のなか卯は生ビールが150円でメニューにあるため、この唐揚げと生ビールで軽く一杯飲んで、冷やし小そばで締める事も可能なのだ。
 席についてわずか30秒程度で期待のローストビーフ重がもってこられる、店内空いてるとはいえ提供が早い。

 

見た目はサラダ、味は……

dsc_0497.jpg
 第一印象はローストビーフサラダ丼である
 薄く切られたローストビーフが6枚+6枚で12枚、ご飯との間に刻み海苔とオニオンスライスが乗っかっている形だ。
 個人的に厚く切られて枚数が少ないタイプよりも、薄切りのほうがご飯との相性が良かった。変に分厚く噛み切れないとなると丼モノとして成り立たないだろう。

 ローストビーフといえばグレイビーソース(肉汁から作るソース)が好きなのだが、このタレは普通の醤油やみりんで作られたタイプであった。
dsc_0499.jpg
 謎の別添えマヨネーズらしきブツはどうやら「山わさびクリームソース」と言うらしい。味は小そば等についてくる山わさびをマヨネーズと混ぜたヤツだ。
 わさびの辛さなどは完全に包まれてなくなっているので風味だけを楽しめる。赤身肉であるローストビーフと相性は良かった。
 むしろ一緒に注文した唐揚げとの相性がバツグンだった、これをサイドメニューに置いてください
dsc_0500.jpg

 

オニオンスライスの後味

 食後オニオンスライスが結構な時間、口の中に残るため接客関係の人は昼飯におすすめしない
 またローストビーフとご飯だけの硬派なモノを想像しがちだが、前述した通りローストビーフサラダ丼というほうがしっくりくる。

 価格に関してはミニ(6枚)490円、並(12枚)790円、特盛(18枚)1,190円という三段階。
 ちなみになか卯で一番好きなメニューは小そば冷やし180円であるので、並を注文するなら4杯も食べれる計算だ。

この記事が気に入ったらフォローしてみてね♪

The following two tabs change content below.

小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」