スシローのだっこずしグッズ（セガプライズ）を手に入れてきた

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　去年、前から欲しい欲しいと思っていたスシローのだっこずしグッズがセガプライズに追加されたと聞いてクリスマス前にゲットしに向かったのだが、残念ながらまだ取り扱っていなかった出来事を思い出した。つまり、思い出したので行くしかない！
　しかしながら思っている以上に取り扱っているアミューズメント施設が少ない、大阪ですら3店舗。その中でウチから一番近い店舗は「アリオ八尾」内のピカキッズだ。ちなみにUFOキャッチャーなんて超久しぶりにプレイするのもあって、なかなか苦労した。今日はその様子も合わせてお伝えしたい。
　他にも前に知り合いに頼んでいた「だっこずしのおさら」も手に入れる事ができたのでそれも紹介しよう。

UFOなのでオカルトパワーがある

　最重要目的のピカキッズはアリオ八尾の3階にある。ピカキッズはメダルゲームコーナーが良い具合に温まっているなかなかアツいアミューズメント施設である。メダルコーナー依存症といった面白い話もあるのだが、また別の話なので置いておこう。
　さて目的の「ヘイお待ち！だっこずしマスコット」を探すがなかなか見つからない。ようやく見つけたと思ったら色んな物が寄せ集められたUFOの中にアブダクションされていた。さすがのこれぐらいの人気なのかと痛感させられる。
　乱雑にだっこずし達が埋められている、この配置ならば取りやすいのは穴の真横に居るサーモンしろくまぐらいである。
　まずは軽くプレイしてみよう。

笑えるレベルのアームパワー

　最近のUFOキャッチャーは間違いなくアームのパワーがショボい。ガバっと掴んでボスっと穴に落とす、なんて理想のムーブはまず起こらない。
　ぬいぐるみをスススッと撫でるような優しいアームである。恐る恐るケツを撫でるような感じである。抜け毛が気になる時のシャンプーぐらいの力加減だ。もちろんこんなパゥワーでは間違いなくぬいぐるみは持ち上がらない。何回か撫でるようなエロいアームを見つめた後、違う作戦を考えはじめる。

　（マスコットの紐部分にアームを通せばいいのでは無いか？）
　残念ながらこの作戦は失敗に終わる。数mm単位の正確さが求められるためUFOキャッチー歴合わせて数分の私には技量が足りなかった。

　これは間違いなく一筋縄では取れないのが理解できた。そんなに欲しくないプライズならここでアームゆるゆるやん！と呟いて帰る所である。しかし今回はだっこずしマスコットであり、そもそもこれを取るのが今回のミッションである。簡単には引き下がれない。スタッフゥゥ～～！！

スタッフ交渉一回目

　「す、すみません。このマグロを抱えている人形が欲しいので置いてもらってもいいですか」
　「ハイ！いいですよォ！マグロ以外は大丈夫ですか？」
　「ア、ア、ではこの黒いのも……」

　3匹ほど穴の横に移動させてもらった。なにやら置き方も絶妙に簡単には取れないけどなんか取れそう、な位置である。よっしゃこれで取れるだろう。
　ひたすらマグロをもった動物を撫でるアーム。ここは動物園ではない。

スタッフ交渉二回目

　そもそもUFOキャッチャーとはスタッフとの交渉で商品を獲得する遊びである。交渉には種類がある。

もうこんなに使ったんだぞ！といったクレーマー式
本当に欲しいんです、お願いします！といった懇願式
これで足りるかい？　スタッフに直接現金を握ってもらう賄賂式

　今回はあえてスタッフに見えるように1000円を両替し「どうしてもマグロが欲しいんです、なんとか取れる場所に置いてください」と真面目に頼んでみた。
　もちろん誰にでも効く訳では無い、タイプ別に攻略していかなければならない。UFOキャッチャーに勝ちたければ店員を攻略しなければならない。各地で聞く店員とプレイヤーとの癒着はこうして生まれてゆくのだ。