強すぎる、3貫盛りのスシローで回転寿司の本気が見えた

 スシローが2019年3月17日(日)までやっている「3貫盛り祭」、デカネタだとかマグロだとかそういった具体的な内容ではないのだが、かなりコスパが良いという事で見に行ってきた。すごく簡単に説明すると1皿に3貫のせて提供するスタイルの寿司が100円、150円、300円の3種類用意されている。本当にこれだけなのだが、内容が凄かった。

 300円皿には天然インド鮪の3貫盛り、150円皿には天然魚3貫盛り、100円皿には天然貝の3貫盛りとなっている。寿司勘の良い皆様はすでにお気づきかも思うが1貫あたりの価格を考えるとフェアメニューであるにも関わらず安いのだ、なんだったら100円3貫は普段の寿司を超えてきている。100円2貫の向こう側だ。1貫300円もおかしくない最近の高級志向のスシローからは考えられないコスパとなっている。

ストレートに旨いのが凄い

 まずは300円皿である天然インド鮪の3貫盛り。こちらは大トロ、中トロ、赤身の3種となっている。インド鮪というのはいわゆるミナミマグロの別名であり本鮪であるクロマグロではない。といっても普段よく回転寿司で使われるキハダやメバチよりは高級という事でねっとりとした赤身感がある。

 1貫100円換算にはなるが違った部位を3種類という事で満足感が高い。これを赤身→中トロ→大トロと食べるか大トロ→中トロ→赤身と食べていくかで性格がわかる内容となっている。

天然魚3貫盛り

 150円皿はひらめ、いわし、むらさきいかの3種となっている。1貫あたりの価格は50円と、100円皿と変わらない。中でもひらめは1貫で150円出してもいいぐらいの味で、いわしやイカなども普段は取らないって人もついでに食べる事ができるのがさらに良い。全部違った方向性の寿司ネタなのでスシローのパワーが感じられる。

天然貝の3貫盛り

 100円で赤貝、白とり貝、ほっき貝の3種が食べられるコスパ最強の皿だ。ちなみに回転寿司で貝を取るのはおそらく2年以上ぶりである、毎回フェアメニューとか新しいサイドメニューばっかりでこういった基本的なネタを食べる事を忘れていた。久しぶりに味わった貝はなかなかに美味であった。500円で15貫の貝が食える、凄い。

250円で何を食べるか

 ライバル回転寿司が250円で某バーガーを出している中、スシローは回転寿司屋の基本を教えてくれるようだった。3貫祭りでは550円で9貫の寿司が食べれるという点を強調しているが、250円で赤貝、白とり貝、ほっき貝、むらさきいか、いわし、ひらめの6貫を食べれる点に注目したい。250円でここまでの6貫盛りを食べる事ができるのはかつてあっただろうか、6貫であり6種類のネタというのは強すぎる。スシロー最強や。

懐かしのあのチーズフライもあったよ

 3貫盛り祭で忘れがちだがいくつかのメニュー更新もあった。久しぶりに復活したモッツァレラチーズフライ、もうこいつは2度と見る事が無いと思っていたメニューだったのでついつい注文してしまった。チーズ好き以外に全然おすすめできないこの感じだが、何かもう一度食べてみたくなる味だったのだ……ちなみに食べた後は「もういいかな」という気持ちにさせてくれるのがさらに良い。

 季節のいなりシリーズの新作は「しば漬けとクリームチーズいなり」となっておりこちらもいい具合にチーズ感があり、いなりとしても旨いという3貫盛り祭の鬼のコスパが無ければこいつが記事の主役となるぐらいのポテンシャルを秘めていた。

 スシローのレジに置いてあるSUSHIRO PRESS(小さめのパンフレット)今月号には歴代の季節のいなりが紹介されていた。いなり寿司はかなり好きなのでこの歴代季節のいなりのセットが食べたい。

150円皿、リピートしてしまう

 珍しく同じ寿司ネタをリピートしてしまう。150円3貫盛り皿はかなり良いバランスというかお得感というか、ヒラメが美味かったというか…… 最終的にバーガー食ってる場合じゃないね、という気持ちにさせてくれる味だった。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」