くら寿司のカリフラワーライスとチェダーチーズ天寿司

 くら寿司の糖質制限メニュー、健康商品メニューがちょっとずつ追加されていっている。シャリ野菜から始まりスーパーフード類と、どこに需要があるのかイマイチわからないラインナップだったのだが今回ついに「カリフラワーライスカレー」なるメニューが追加されたのだ。くら寿司はメインじゃないメニューこそに真価があると思っているので今回はそれを紹介していきたい。

とりあえず食べてみようカリフラワーライス

 カリフラワーやブロッコリー、クリスマスツリーみたいなロマネスコ。ここらへんの野菜類は何故か子供の頃は避けていたのだが、いざ茹でたものを食べてみるとなかなか美味い。このカリフラワーは見た目も白く、小さく刻めば白ご飯に見えるという点から糖質制限ダイエッターの間では「カリフラワーライス」として流行っていた。糖質制限メニューが大好きなくら寿司はもちろんこれを導入したというわけだ。

 しかし、寿司のシャリ部分をカリフラワーの酢漬けにするまではさすがに恐れたのか、シャリカレーのライス部分を置き換えたメニューでなんとか妥協してくれたようだ。食感についてだが、カリフラワーライスと名付けられているがそこまでライス感は無い。味もほとんど無いのでカレーと食べてみると具の多くなったカレーといった感じになる。食べる前にカレーを混ぜる人ならばライスは完全に消え去って、カリフラワーカレーが完成するだろう。ホクホク食感でカレーの具としてはカリフラワーは良い

チーズをネタに、チェダーチーズ天寿司

 一部のくら寿司マニアはすでにこれ目当てにくら寿司を選んでいるようだ。その名もチェダーチーズ天寿司。その他の回転すしチェーンでもチーズ自体はメニューに取り入れられているが、あくまでもそれもサーモン炙りチーズであったり、モッツァレラチーズ天ぷらといった握り寿司のオプション、サイドメニューといった枠からは抜け出せていなかった

 くら寿司はチーズを寿司ネタとして扱ったのだ。チーズの気持ちを考えればこれは大変名誉ある事である。寿司ネタになれる食材というのは多いようで厳選されている。チェダ天寿司はシャリに合わせたサイズにカットされたチェダーチーズ天ぷらの寿司である。10年くらい前の価値観では間違いなく企画の時点でダメ出しされそうな内容の寿司が世に出ている。味はここ最近くら寿司に行けば間違いなく最初に注文するほどでジャンキーであり、日によっては2皿注文もありうるといったぐらいである。

 少し前にメニューから消えていたので期間限定だったのかと思っていたが、最近行った時はまた復活していたので是非ともレギュラーメニュー入りを果たして欲しい。

カツオの藁焼きと炙りとろさば

 カツオの炭火焼き、寿司ではなく完全にカツオのたたきスタイル。寿司ネタよりも気持ち大きめの藁焼きカツオの刺身に水っぽくならないようにジュレ化されたポン酢がのっている。凝った糖質制限メニューよりも糖質制限ダイエッターが望みそうな内容である。普段の寿司ネタも完全にシャリ抜きで注文できるようになればもっとウケると思う。

 現フェア最強の炙りとろさばである。とろさばの一番トロい部分(脂がのった部分)を炙ることによってさらに脂が溶けだしてとんでもない味を出していた。もうこれとチェダーチーズ天寿司だけでくら寿司もV字回復待ったなしである。

 厚切りフェアではライバルチェーンであるSローの倍々フェアに内容や見た目共にまるっきり負けているのだが、ジャンキーさではまだまだくら寿司は業界一である。

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小林RH

編集長オカルテック
ネットゲーム、アナログゲーム、ギャンブル、ダイエットなどの記事をメインに オカルトといえばホラーなイメージを覆すため日々執筆中 「オカルトとは誰でも楽しめるエンターテイメント」